フレイルとは？

年齢を重ねると、だんだん体力がなくなったり元気がなくなったりする方も増えてきます。
そんな状態を「フレイル」といいますが、フレイルと聞いてもピンとこない方もいるでしょう。
そこで今回は、フレイルとは何なのか解説します。

フレイルについて

フレイルとは？

フレイルは虚弱という意味を指し、高齢者が身体的または精神的に弱っている状態のことをいいます。
たとえば、以前より疲れやすくなった・最近痩せてきた・外出するのが億劫なことが増えた、などです。
フレイルには基準が設けられており、以下の5つの項目から判断することができます。
・体重減少
・疲れやすさ
・歩行速度の低下
・握力の低下
・身体活動量の低下

フレイル状態になるとどうなる？

フレイル状態になると、身体能力が低下したりストレスに弱くなったりすることで以下のような状態に陥る可能性があります。
・病気になりやすく、悪化しやすい
・少しのケガで骨折につながりやすい
・感情をコントロールできない

フレイル状態にならないために大切なこと

フレイル状態にならないためには、栄養・運動・社会活動の3つを生活に取り入れることが大切です。
たとえば、栄養バランスの良い食事を心がける・適度に運動する・趣味やボランティアなどを通して社会と関わりを持つなどです。
高齢者になるとこれらのことが難しくなってくるため、意識して取り入れる必要があります。

まとめ

フレイルは虚弱という意味を指し、高齢者が身体的または精神的に弱っている状態のことをいいます。
フレイル状態になると病気になりやすくなったり感情をコントロールできなくなったりと、身体的または精神的に弱ってしまいます。
フレイルを予防するためには、栄養・運動・社会活動の3つを生活に取り入れることが大切です。