高齢者の不定愁訴を改善させる方法とは
2024/02/03
不定愁訴とは、明らかな原因がないのに体のさまざまな部分に不調を感じることをいいます。
程度の差はあれ、不定愁訴は高齢者のほとんどが持っていると言われています。
では高齢者の不定愁訴を改善させるには、どうすれば良いのでしょうか。
高齢者の不定愁訴の改善方法
まずは病院へ
高齢者の不定愁訴は、老人性うつからきている可能性があります。
老人性うつになると、部屋への閉じこもりや住宅のゴミ屋敷化などさまざまな問題も付随して起こる恐れがあります。
高齢者が不定愁訴を訴えた場合は、まずは病院で相談しましょう。
ストレスを解消する
不定愁訴が起こりやすくなる原因の一つに、ストレスが挙げられます。
高齢になると、外出が億劫になることもあるでしょう。
しかし家に閉じこもってばかりいると、ストレスが溜まりやすくなります。
デイサービスといった施設を利用し外出する機会を増やしてみると、ストレス解消に役立つかもしれません。
体を動かす
高齢者の不定愁訴は運動不足からきていることが多く、体を動かす機会を増やすと改善する可能性があります。
高齢になると体のあちこちが痛み出し、体を動かすのがつらくなります。
だからといって体を動かさないでいると、ますます痛みが悪化したり体の不調を感じやすくなったりするのです。
体に負担がかからず痛みを感じにくい動かし方で、こまめに体を動かすと効果が期待できます。
リハビリ専門の施設を利用すると、無理のないプログラムを立ててくれるでしょう。
まとめ
高齢になると、さまざまなストレスから多くの方が不定愁訴を抱えがちです。
そのせいで家に閉じこもることもあるかもしれませんが、それが余計に不定愁訴を悪化させている原因かもしれません。
外出してストレスを解消させたり体を動かしたりすることで、改善することがあります。
リハビリやデイサービスなどを利用し、外出や体を動かす機会を作ってみてはいかがでしょうか。