廃用性萎縮の予防法
2023/12/15
廃用性萎縮は、廃用症候群のうち筋萎縮の症状を指します。
ベッドで過ごす時間が長くなると、起こりやすくなる症状です。
この症状が現れると廃用症候群が悪化しやすくなるので、予防が必要です。
廃用性萎縮の予防には、どういった方法があるのでしょうか。
廃用性萎縮の予防法
筋力を維持する
寝たきりの状態が続くと、どうしても筋力は低下してしまいます。
そうすると、廃用性萎縮のリスクが高まります。
栄養が不足するとますます筋肉や骨が破壊されやすくなるので、タンパク質をたっぷりとるなど食事内容を工夫しましょう。
専門家に、筋力維持のためのリハビリをお願いするのもおすすめです。
環境を整える
周囲の環境により、体を動かす機会が減ってしまうことも考えられます。
例えば介護の人手が足りない場合、体を動かす機会を作りたくても難しい場合もあるでしょう。
また外に出るには階段の上り下りが必要で、それがおっくうになり外に出る機会が減ってしまうということもあるかもしれません。
こうした環境を整えるだけでも、体を動かしやすくなり予防効果が期待できるでしょう。
過度な手助けをしない
体を動かす機会が減ると、廃用性萎縮のリスクが高まります。
自分でできることはなるべく自分で行ってもらうようにすることで、自然と体を動かす機会が増えて廃用性萎縮の予防となるでしょう。
まとめ
廃用性萎縮は「食事やリハビリで筋力を維持するようにする」「環境を整える」「体を動かす機会を増やす」ことで予防できます。
廃用性萎縮になると廃用症候群の症状が悪化しやすくなるので、リハビリなども上手に利用し筋力維持につとめましょう。
『合同会社ラヴェスト』では、廃用性萎縮に対応したサポートを行っておりますので気になる方は一度ご相談ください。