膝痛の主な原因とは
2024/01/01
年をとるにつれ、膝痛を訴える方が増えてきます。
大したことはないと思っていても、放置すると症状がひどくなる可能性もあるでしょう。
では膝痛の主な原因は、どういったものなのでしょうか。
膝痛の主な原因
膝痛には膝の内側が痛むものと外側が痛むものがあり、それぞれ原因が異なります。
膝の内側が痛む場合
膝の内側が痛む場合は、変形性膝関節症や靭帯の損傷を疑います。
高齢者は膝の内側に痛みを訴えることが多く、その原因のほとんどが変形性膝関節症によるものです。
この症状はケガが原因で起こることもありますが、高齢者の場合は多くが膝軟骨がすり減ることで発症します。
年齢とともに少しずつ痛みが現れ、徐々に症状が進行するでしょう。
初期症状は動作を始める時に少し痛む程度ですが症状が進むと、膝の変形が進行し黙っていても痛みを感じることがあります。
高齢の方で膝の痛みに気が付いたら、早めに対処することが大切です。
膝の外側が痛む場合
膝の外側が痛む場合は、外側半月板や外側側副靱帯などの損傷が原因のことが多いでしょう。
このほかにも、腸脛靭帯が原因で痛むこともあります。
まとめ
膝痛の主な原因は、膝の内側が痛むか外側が痛むかで異なります。
高齢者の場合は膝の内側が痛むことが多く、その原因のほとんどが変形性膝関節症によるものです。
この場合初期のうちは症状が軽いものの、放置すると症状が悪化し、常に膝の痛みに苦しめられることになりかねません。
膝痛に気付いた時は原因をはっきりさせるために、専門家に相談しましょう。
高齢者の膝痛は、運動をして筋力を鍛えることで予防できることがあります。
その際リハビリを利用すると、膝痛予防や悪化防止につながるかもしれません。