地域包括支援センターの役割について
2023/10/15
市役所や役場の掲示板で目にすることが多い、地域包括支援センター。
高齢者の日々の生活を守るサポートセンターですが、具体的にはどのような役割があるのでしょうか。
そこで今回は、地域包括支援センターの役割について解説いたします。
地域包括支援センターとは何か
各自治体によって管理されている、高齢者のためのサポートセンターです。
介護保険法に基づいて、全国の市町村に設置されている高齢者に関する相談窓口になります。
高齢者本人の相談だけでなく、家族や近隣住民の方も利用できるサービスです。
主に、専門資格を持つ保健師や社会福祉士などが相談に応じています。
地域包括支援センターの役割
介護予防ケアマネジメント
要支援や要介護の認定を受けた高齢者が、介護予防サービスを利用するまでのプランを作成します。
自立した生活の維持や回復できるように、マネジメント支援を担うこともあります。
総合相談支援
介護保険や福祉サービス・高齢者施設の入所など、高齢者に関する相談に対応します。
また終活や終末期医療などのアドバイス・相談にも対応しますので、幅広く相談が可能です。
権利擁護
高齢者本人の人権や、財産を守るための相談に応じます。
また高齢者を家族や介護スタッフの虐待から、守る役割を担うこともあります。
包括的・継続的マネジメント
高齢者が住み慣れた家で快適に生活を続けられるように、介護や医療などを支援するのです。
例えば民間企業の宅配サービス・生きがいをつくる地域サークル活動など、幅広い情報を紹介します。
まとめ
地域包括支援センターは、地域の高齢者が快適な生活を送るための支援を行う施設です。
高齢者の支援に関する悩みや相談がある場合には、地域包括支援センターを活用しましょう。
『合同会社ラヴェスト』では、利用者様一人ひとりの生活環境や身体機能から、個々に合ったプランを提案します。