強いマッサージは効果があると思っていませんか？

みなさんは、オフセット鎮痛という現象をご存知ですか？

オフセット鎮痛とは、今ある痛みよりも強い痛み刺激が入ることによって、もともとある痛みを感じにくく楽になったと感じさせる脳の働きによる作用です。

例えば、肩こりでマッサージを受けたとしましょう。

しっかり強くケンビキを揉まれ「あぁ〜きく〜！」

その直後、スッキリ楽になったと感じたでしょが、翌日には「おやっ？やっぱりこってるなぁ」ならまだマシ。もっと強く痛みが増したってことはありませんか？

なのにやっぱり強いマッサージを求めてしまいます。その気持ちはわかります。でもそれは、オフセット鎮痛の作用であり、根本的な解決には繋がっていないのです。

そもそも痛みを感じるほどの強い刺激を繰り返すと、筋繊維が傷つき炎症を強め、揉み返しをきたす他、傷ついた損傷部位は修復過程で繊維化してしまいます。肥厚し硬く柔軟性を失ってしまうのです。益々、こりを強めてしまいます。慢性的な肩こりの誕生です。

いけないことはわかってても、中毒のようなものですから、やめらめないのも理解できます。しかし、根本を解決したいなら、別の手段を選んだ方が良さそうですね。

リハビリここらdayをご利用の皆様なら納得いただけると思います。低刺激なのに楽になったを実感されてますもの。

ではまた氣の向く頃に