「トイレが近くなるから水分を控える」その考え方はヤバイ!
2026/07/23
「そんなに飲んだらトイレが近くなって大変」
「夜中に何度も起きるのは嫌」
熱中症予防としてよく言われる「1日2リットルの水分補給」。この数字を聞いて、多くのご利用者様からこのような声が返ってきます。
氣持ちはとてもよく分かります。でも、ここで一度立ち止まって考えてみませんか。トイレが近くなるのは、体が正常に働いている証拠であり、むしろ体を動かす良いきっかけになるかもしれない——というお話です。
🚶 動かないから、あらゆる不調が起きる
加齢とともに活動量が落ちると、筋肉量はどうしても減っていきます。筋肉が減ると何が起こるか。
- 関節や腰まわりへの負担が変わり、慢性的な痛みにつながりやすくなる
- 体を支える力・バランス力が落ち、機能低下が進みやすくなる
トイレに立つという何氣ない動作も、実はこの悪循環を断ち切る小さな運動のチャンスです。1日に何度か席を立って歩くこと自体が、下肢の筋力維持や血流促進につながります。
💧 実は、水分を一番多くためているのは「筋肉」
あまり知られていませんが、体の中で水分を最も多く蓄えている組織は筋肉です。筋肉量が減るということは、体内の水分の"貯水タンク"そのものが小さくなるということでもあります。
「歳をとったから水分はあまりいらない」のではなく、「歳をとったからこそ、こまめな補給が欠かせない」というのが正しい理解です。
🤏 かんたんセルフチェック「皮膚をつまんでみよう」
自分が脱水氣味かどうか、特別な機械がなくてもできる簡単な確認方法があります。
手の甲の皮膚を軽くつまむ
そっと離して、戻るまでの時間を確認する
シワが増えたと感じる方も、単なる加齢だけでなく、皮膚の水分・弾力の低下が関係していることがあります。「肌のハリが氣になる」のも、体からの水分不足のサインかもしれません。
⚠️ 水分不足が引き起こす、見過ごせないリスク
体内の水分が不足すると、血液の濃度が高くなり「血液がドロドロ」の状態に近づきます。これにより次のようなリスクが高まると考えられています。
- 脳梗塞・心筋梗塞:血液が固まりやすくなり、血管が詰まるリスクが上がる
- 動脈硬化の進行:血管への負担が増える
- 下肢のむくみ:血流の滞りが影響する一因となる
「水分を控えれば体がスッキリする」というイメージを持たれがちですが、実際は逆で、水分不足こそが循環器系のトラブルを引き起こす引き金になりうるのです。
✅ 結論:「出した分だけ」ではなく「出した分以上」を
暑い季節、汗として出ていく水分もあります。トイレで排出される分だけを補うつもりでは、実は追いついていないことがほとんどです。
トイレで出した分以上を、こまめに補給する。💧
トイレに立つことは我慢すべき"面倒ごと"ではなく、体を動かす良い機会であり、ちゃんと水分が巡っている証拠でもあります。怖いのはトイレの回数ではなく、その先にある脱水と、そこから広がる血流のトラブルです。
リハビリここらdayでは、機能訓練の合間の水分補給や、こまめな声かけを大切にしています。
「最近あまり飲んでいないかも」と思われた方は、ぜひ次回のご利用時にスタッフまでお氣軽にお声がけください。
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