「骨盤が歪んでる」って、大した問題じゃありません！

今日は、骨盤の些細な歪みは、問題じゃないってことをお伝えします。

 

リハビリを行う前にはまず評価があります。

患者さんの想いを実現するための目標設定と、その目標を達成するために必要な評価をします。

 

評価の内容はさまざまありますが、そのなかで決まって行われるのが、身体機能や運動機能の評価です。

 

多くのセラピストが、支持規定面内から重心線が収まっているどうかもみています。

 

大きくズレがあれば、アライメントが崩れているとか、アライメント異常があると表現されます。

 

一部のアライメントの変化でも全身に影響を与えることはもちろんですが、一部の問題がアライメントに影響することも事実です。

 

つまりアライメントが重要な問題ではなく、何が原因なのかを診ていくのが重要なのです。

 

あくまでも目標達成に障害となることに焦点を置くべきなのです。

 

まあ、明らか歪みを自覚させ、不安を煽ってそこを治療しますって事の方が、楽ですね。

 

「あらっ、骨盤がズレてますね。それに伴って脚長差も出てます」

 

それを目視させた上で、チョチョイのチョイって調整。

 

それは、少し学べば誰だって手に入れられるテクニックです。

 

その場で、一時的に痛みを和らげ利用者さん（患者）を驚かせるなんてことは簡単です。でも、それは一時的なのです。

 

私も利用者さんの人気を得たくてそのテクニックに頼ってた時期があります。

 

人には、利き手、利き足、利き目があるし、心臓はやや左寄り、肝臓は右にあって、肺は右がやや大きく、腎臓も左右の高さは違う等、内臓だって左右非対称。骨盤の高さは少し違ってくらいの方が自然ですよね。

 

繰り返しになりますが、

では、何が問題なのかってことですね。

 

それは、、、、、知らん！

 

生活習慣による。

 

人による。

 

ではまた氣の向く頃に

 

※アライメントとは、“理想的な骨と骨格筋の配置”のことです。